FXでの2つの利益の求め方

 FXは、異なる2種類の通貨を一つのペアとし、これを売買することによって利益を求めていく投資取引になります。

FXで求めていくべき利益には2つの異なるものが存在し、一つは為替相場の変動によって生まれる為替差損益、もう一つは、通貨ペアの金利差が生み出すスワップポイントになります。

この二つの利益では、その求め方が全く違ってくるために、手に入れるための投資取引の方法や注意点も全く違ってきます。
もっとも大きな違いは1回の取引きにかかる時間で、為替差損益を求める取引きでは、比較的に短期間で取引きをした方が、大きな利益につながりやすいのに対して、スワップポイントを求めていく取引きでは、1回の取引きを数か月から数年という長い期間で行っていった方が、大きな利益が望めることになるのです。

こうしたことから、そのメリットやデメリット、また注意点というものについても、まるで別の投資取引のような違いがあるのです。

短期の取引きでは、長くても1日程度、身近ければ十数秒で一回の取引きを終了させていきます。
為替相場に対して、決め込まなか注文を繰り返していくことにより、その変動の全てを利益に変えていくことも可能で、短期間で大きな利益を望むことができるものになります。
また、通貨を保持している時間が短いために、為替相場の変動によるリスクを受ける可能性が低く、攻守にわたって有効的な取引方法といえるでしょう。

取引時間が短期になれば短期になるほど、為替相場の変動が小さくなるため、それに伴い変動差による利益も小さくなっていきます。
こうした場合には、FX取引業者に預けている証拠金をもとに、投資金よりもはるかに大量の通貨を取引できるようにする「レバレッジ」を、比較的に大きく使っていくことが、短期取引のポイントになります。

デメリットは、非常に高い取引き知識と経験が必要になることと、時間を拘束され疲労度も大きいという点です。
秒単位で変化していく為替レートに対して、常に試算を行い続けたり、相場予測を繰り返していくことが必要であり、その間は為替相場の前にいなくてはならず、ほかことをすることができません。
また、大きなレバレッジを利用しているために、損失も大きくなる可能性が高いため、万が一の状況にも冷静に対応できる精神力と経験も求められます。

これに対し、スワップポイントを求める長期取引では、注文を繰り返すことはないために、ゆったりとした取引を行うことができます。
一度取引きを始めれば、日ごとに集計されていくスワップポイントの利益を待つだけでよく、この利益は通貨を決裁した際に清算されて受け取ることができます。

注意するべき点は、売買の方向と金利の変更、そして為替相場の変動リスクになるでしょう。
スワップポイントは金利の差額になるために、金利の安い通貨で金利の高い通貨を買って保持すれば利益として受け取れますが、この逆をしてしまうとスワップポイントをコストとして支払わなくてはなりません。
また、こうしたことから定期的に見直される通貨発行国の金利の見直しには注意を払っておくべきで、受け取る利益が少なくなったり、支払う方向になってしまえば、取引きの意味を根本から覆してしまいます。

このようにFXはその利益の求め方によって、投資の方法もかわりますので、どの取引が自分のライフスタイルに合っているか試してみるのがいいでしょう。